ケーブルの周波数特性について

TECHNICAL NOTE / RT-001

代表機種RT-001と、一般的な配線材で製作したケーブルを比較した公開測定です。周波数特性はケーブルの一面を示す資料であり、演奏感や音の好みのすべてを決めるものではありません。

RT-001と一般的なケーブルの周波数特性を比較したグラフ
ピンクがNew Grid Toneのケーブル、青と紫が一般的な配線材で製作した比較用ケーブルです。

グラフの見方

ピンクはNew Grid Toneのケーブルです。青と紫は、リハーサルスタジオ、レコーディングスタジオ、楽器店などでも扱われている一般的な配線材を使って製作したケーブルです。

測定から確認できること

比較用ケーブルでは、帯域ごとに特定の箇所で大きく減衰する傾向が見られました。代表機種RT-001は、低域から高域まで安定した特性を維持し、10kHz以降も急に落ち込まず、高域に向かって徐々に減衰する特性です。

ほかのシリーズも基本的には同様の傾向がありますが、配線自体のキャラクターによって音の違いがあります。

音作りの参考として

高域の減衰が少ない特性は、ギターやベースを歪ませたときの倍音、モジュレーションや空間系など各種エフェクトを使用したときの変化を確認する材料になります。楽器からアンプやエフェクトボードへの接続、エフェクトボードからアンプへの接続でも参考にしてください。

測定データだけで演奏感や好みを判断することはできません。実際の楽器、アンプ、接続条件、演奏によって感じ方は異なります。

シンセサイザーで使用する場合

アンバランス出力からアンバランス入力、アンバランス出力からバランス入力、バランス出力からアンバランス入力といった接続でも、接続による音の違いを確認する際の参考になります。接続の組み合わせによって適合しない場合があるため、使用する機器同士の入出力仕様をご確認ください。